カーエアコンの省エネ


エアコンというと、家や建物のエアコンを連想しがちです。
しかしエアコンには、他にもカーエアコンというものがあります。
カーエアコンというのは、もちろん車のエアコンのことです。
このカーエアコンに関しても、通常のエアコンと同様に、エアコン省エネをさせる方法というのが存在します。

まずは、シェードを車につけておくということです。
車を使っていないときには、フロントからサイド、リアにいたるまでシェードをつけておきましょう。
特にボンネット部分は、暑くなりやすいので注意が必要です。

次に、窓をあけることです。
だからといって、カーエアコンをつけずに我慢しろということではありません。
カーエアコンをつける前に、窓を開けておけということです。
最低限窓を開けておくのがいいのですが、できることならば窓だけでなくドアも開けておくといいでしょう。
そうすれば、車の中にたまった熱気を早く外に逃がすことができます。

窓を開けたならば、ようやくカーエアコンのスイッチをオンにできます。
ここでは、急速に冷やすことで、エアコン省エネを実現できます。
急速に冷やすためには空気を「外気」ではなく、「内気」にすることです。
内気にすることによって、外の熱い空気を取り入れることなく、内部だけで循環をさせることができるので、冷えるスピードが違ってきます。
しかし、いつまでも内気にしておくと、空気が汚れてしまうという懸念もあります。
そこで、ある程度車内が冷えてきたと思ったら、外気に切り替えをすることも重要です。
外気に切り替えをした上で、温度調節のついているカーエアコンでしたら、風量調節に切り替えをするといいでしょう。

走行中も、可能な限りシェードをするようにすると、温度上昇を防ぐことができ、エアコン省エネにもつながります。
ただし、道路交通法で禁止されているフロントと運転席、助手席の窓には走行中はシェードをしないようにしてください。
それ以外の窓でしたら、特に問題はありません。