省エネを実現させるためには


最近、地球温暖化ということが叫ばれて久しいですね。
昔の夏と比べて、今の夏はとても暑くなってきています。

そこで無理に我慢をしていると、熱中症になってしまいますので、積極的にエアコンを使うことが求められております。
しかし、だからといってむだにエアコンを使ってかまわないということではありません。
適切にエアコンを使用することで、エアコン省エネをすることができるのです。

では、適切なエアコン省エネの方法というのは、どのようなことなのでしょうか。

実は、われわれが一見省エネでないという方法こそが、エアコン省エネには効果があったりします。
例えば、急速に冷やすということが、意外と省エネになったりするのです。
車であれば、急発進、急加速をしろといっているようなものです。
急発進や急加速が、車の燃費によくないことは一般的です。
しかし、ことエアコンに関しては、急速に冷やしたほうが省エネになるというのです。
車であっても、普通のオートマチックの場合、早めにシフトアップをしたほうがいいといわれています。
しかし、普通のオートマチックは、ある程度のスピードが出ていないとシフトアップしてくれません。
つまり、加速をある程度しっかりして、シフトアップを早くすることで、結果的には燃費アップに貢献するというもの。
エアコンも同じような考えなのです。

そして、つけっぱなしにしておくというのも、エアコン省エネに効果的というのも、少々意外。
テレビでも照明でも、こまめに消すことが省エネになっています。
しかし、ことエアコンに関しては、全く逆の発想なのです。
仮に、こまめにエアコンの電源をきっていたらどうなるでしょうか。
エアコンというのは、暑い部屋を冷やすのがもっとも電力を消費します。
冷えている部屋をキープするのには、大した電力は使いません。
すぐに戻ってくる予定があるのに、そのたびにエアコンの電源をきっていたら、そのたびに室温があがってしまいます。
すぐに戻ってくるのであれば、つけっぱなしのほうがかえってエアコン省エネにつながるのです。